【機能改良のお知らせ】
11月22日(火)をもしまして、天体の観測に用いられる弊社の「エンハンスト・ビジョン」という独自技術をさらに改良し、より詳細に木星や土星の観測ができるようになりました。
数秒で、木星の大赤斑や縞模様が見えるようになります。火星の観測にもお使いいただけます。詳しくは、こちらのリンクからご覧ください。
eVscope 2は、高解像度であるため、eVscope 1 や eQuinoxに比べて、惑星観測により適した機種となっています。
月や惑星を見るときに、ライブビューでの観測と、エンハンスト・ビジョンでの観測は、どちらが適していますか?
eVscope 2 或いは eQuinoxをセットアップして、オリエンテーション(eVscopeの向きのボタン)を実行し、追跡機能がオンになったあと、希望の天体を選んで「移動する」のボタンをタップすると、望遠鏡が自動的に目的の天体に向いてくれます。
- 月・ライブビュー
|
惑星 |
衛星 |
||
ゲイン(dB) |
露光時間 (ms) |
ゲイン (dB) |
露光時間 (ms) |
|
月 |
0 |
5-20 |
n/a |
n/a |
-
木星、火星、土星、金星:エンハンスト・ビジョンが使えます。(金星にも使用できますが、まだ実際に観測テストは行われておりません。2023年の春にテストが行われる予定です)。
-
天王星、海王星、水星については、エンハンスト・ビジョンをお使いいただいても、これらの惑星は、距離が遠く光が弱いため、解像度は以前のものと変わりません。将来的には、これらの惑星も観測できるように、改良していく予定です。その際には、お知らせいたします。
天体カタログの中で月を選んで「移動する」
月は、地球に近い衛星であるため明るすぎて、月へ「移動する」のボタンをタップしても、eVscope 2とeQuinoxの視野の中心にぴったり入るとは限りません。
視野の中心にぴったり入らなかった場合は、以下の手順を実行してください。
- 月へ「移動する」のボタンをタップしたあと、アプリのライブビューの画面に切り替わって、下部にございます「編集する」のボタンをタップし、ゲインおよび露光時間が自動モードになっていないことをご確認ください。自動モードが選択されている場合は、ボタンをタップして無効にしてください。
ご注意: 月の満ち欠けによって、写される映像は明るすぎる場合はございます。
- ゲイン(dB) のボタンを右へ長押しし、少しずつ下げて、ライブビューに映っている月の光が消えていく方向をご確認ください。
- ライブビュー画面がほぼ暗い状態になったら、「戻る」のボタンをタップし、「移動する」のボタンをタップしてください。続いて、ジョイスティックを使用し、画面の明るい方向に鏡筒を動かしてください。
月が視野の中心に入るように上記の手順を繰り返してください。
eVscope 2で撮影された画像を以下の通りご紹介いたします 。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。