エンハンスト・ビジョン(光の蓄積)はディープスカイ天体の観察を可能にするために開発された技術ですが、ユニステラ天体望遠鏡を使用中に停止する場合があります。
エンハンスト・ビジョン(光の蓄積)は以下が原因で動作が止まる可能性があります。
-肉眼では容易に見えない高い雲/煙/もや/熱気流
-一時的なファームウェア障害(修正するには電源をオン/オフにする)
-センサー/ミラーの結露/霜
-(ユーザーには)知覚できない振動
-三脚の水平設定/安定性
-軟風などの風当たり
次のいずれかのメッセージが表示されることがあります。
- 「重大な振動が検出されました。水平器の気泡を確認し、再調整してください。」大きな衝撃(たとえば、三脚への強いキック)が検出されると、エンハンスト・ビジョン(光の蓄積)は停止します。その場合は、水平器の気泡を再調整し、クイックスタートガイドの説明に従ってピント合わせとトラックの手順を実行する必要があります。
- 「Too close to zenith –Please re-align at a lower altitude.(天頂に近すぎます–高度を下げて再調整してください。)」eVscopeが天頂に近づくと(追尾など、さまざまな問題が発生し)、エンハンスト・ビジョン(光の蓄積)は停止します。高度が20°以下と80°以上の範囲はお勧めしません。その場合は、クイックスタートガイドの説明に従ってピント合わせと追尾の手順を実行する必要があります。
- 「eVscopeがエンハンスト・ビジョン(光の蓄積)を停止しています。画像を保存しますか?」それ以上観察できない場合(空が完全に曇っている場合など)、エンハンスト・ビジョン(光の蓄積)は停止します。
観察時に、「エンハンスト・ビジョンが中断されました」というメッセージが表示されることがありますのでご注意ください。これは、eVscopeによってスタックされた画像の1つに問題があり、観察の質を維持するためにスキップしたことを意味します。
次の3種類のメッセージが表示される可能性があります。
- 「エンハンスト・ビジョン(光の蓄積)が停止しました。振動が検出されました。」これは、小さな衝撃が検出されたことを意味します(接眼レンズに誰かがぶつかった場合など)。
- 「エンハンスト・ビジョン(光の蓄積)が停止しました。明るすぎます。」これは、画像が光によって汚染されていることを意味します(誰かがスマートフォンのフラッシュを発光させた場合など)。
- 「追尾に問題が検出されました」-ピント合わせやミラーの傾き調整に問題がある可能性があります。それらを調整してください。